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希内科クリニック

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肝臓病





肝臓はいったん壊されても元に戻る力(再生能力)が大変強い内臓です。原因がどのようなものであれ、病気の始まりの頃はいったん壊された肝臓の細胞も元の形に戻ることができますが、何度も続けて壊されていると、もうもとには戻れなくなります。そうなると死んでしまった肝臓の細胞のあとにはかさぶたのようなもの(医学用語では線維と呼びます)ができてきます。さらに病気が続くと、生き残っている肝臓の細胞の数は次第に少なくなり、肝臓には線維が増えてきてしまいます。
実は、この線維は肝臓の細胞より硬い成分でできています。そのため、肝臓がほとんど線維になってしまうと、肝臓が硬く変わる、文字通り肝硬変の状態となってしまうのです。肝硬変になってしまうと、肝臓は正常な働きができなくなります。そうなると、癌や食道静脈瘤(食道の血管が膨らみコブ状になること)ができたり、意識がぼんやりしたり、黄疸、腹水(腹の中に水がたまり腹回りが大きくなる)が出現してくるのです。
肝硬変になってしまってからでは遅いのです。はやめからの治療が大切になります。
肝臓の中にどの程度線維がでてきているか(病気の進み具合)を調べるためには本来、肝生検が必要ですが、血液検査や超音波検査で簡単に調べられます。

肝臓
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